何か新しいことを思いついたときはワクワクする。でも、始めた直後に、思っていたより簡単ではないことに気づき、がっかりすることがある。
がっかりしても、粘り強く頑張れば、その先に楽しい世界があるかもしれない。その世界に行ってみたい。でも、その世界は、頑張っても、行けない可能性もある。もし行けなかったら、頑張りが無駄になる。頑張りが無駄になるなら、早めに見極めて、やめる。この繰り返しを何度も経験した。自分には無理と知ってがっかりするのが嫌で、始めるのを後回しにすることもあった。
また今、新しいことを思いついて、ワクワクしている。同時に、またどうせすぐがっかりするだろうと、ワクワクしすぎないように抑制している。恐らく、すぐ「やっぱり私には無理だ」という壁にぶち当たるだろう。
でも、今回は、がっかりする覚悟を決めて、その先までチャレンジしようと思う。その先の世界が見たい。その先の世界に行けば、子供の時に夢中になって没頭したあの世界を、大人になってまた体験できるのではないかと思う。
子供のころ、夢中になって絵を描いていた。自分の描く絵が好きだった。自分が描きたいものを、好きな色で、好きなデザインで描いたのだから好きに決まってる。
自分が描いた絵を他の人に見せるのは好きでなかった。人から評価を受けたくなかった。
絵を描くのは好きだが、他人が描いた絵には興味はなかった。自分の絵を他人の絵を比べることもなく、もっと上手になりたいと思うこともなく、完全に自由だった。
今思い返すと、自分が何かにワクワクして挑戦した後に、やっぱり自分には無理だ、とがっかりするときは、大抵誰かの評価を気にしているか、他人と比べている。
でも、今回は絶対に人と比べない。他の人がやった良い点はどんどん取り入れるが、自分と比べない。
自分にまだ少しでも伸び代があるなら続ける。「自分には無理だ」と決めるのは、自分はもうこれ以上伸び代がないと思った時だけにする。他人と比べて、自分にはあんなにはできない、と思った時ではない。
もしかすると、私が見たい世界は、頑張った後にあるのではなく、もうここにあるのかも知れない。


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