かつて本をたくさん読もうと頑張っていたことがある。読書はとにかくいいことなのだと信じていたのだ。読書をすれば頭が良くなるとすら思っていた。当然ながら、読書をしても脳細胞は増えないし、地頭が良くなることもない。今思うと、殆どの読書は時間の無駄だったと思う。
読書は情報のインプットだ。読書をしている間は何も生み出さない。読後にアウトプットに活かせればよいが、何もアウトプットしなければ、インプットした意味がない。小説や漫画など、読むこと自体が楽しければ娯楽としてメリットがある。読んでいて楽しくもなく、読後に何も生み出さなければその読書時間は無駄だ。
雑誌や文庫本、漫画を除き、殆どの本は1冊1000円以上する。出版社や書店のコストを考えて1冊1000円以上で売る必要があるのだろう。
消費者に1000円以上払ってもらうには、本がある程度の大きさがないといけない。数行や数枚しかない本に消費者は1000円も払ってくれないし、書店でも上手く陳列できない。そのため、どの本もある程度の大きさの本にするためにページ数を増やしている。
なので、1冊の本を最初から最後まで読むのは相当な時間を取られる。でも実際は、自分にとって価値ある部分は数ページや数行だったりする。本の不要なページを捨ててみるとよくわかる。大抵、殆ど捨てていいページで、残しておきたい部分はほんの僅かだ。
不要なページを読むのは時間が無駄なだけでない。読書は目を酷使し、本を支えるため手が塞がれ、体を大きく動かすことができない。体にも決して良いとは言えない。
読書はいいこと、という考え方は捨てて、必要最低限にした方がいい。


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